Top Page同棲とは

同棲の意義

同棲は遠距離恋愛と違って明確な定義があります。

辞書によると、「一緒に住むこと。特に、正式に結婚していない男女が同じ家で一緒に暮らすこと」とあり、世間一般に言われる同棲の意義と一致していることが分かります。ただ、恋愛や結婚とは違い、同棲という言葉に込められた意味は良いものとは言えません。

時代が変わったとは言え、未だ保守的な日本では社会的に良い目で見られることは少ないですし、社会的な保障は何もありません。結婚の場合は「夫婦」として見なされ、様々な優遇が受けられますが、同棲の場合は「他人」として扱われます(内縁の夫婦は除く)。

恋愛は誰でもできますが、同棲となるとみな周りの状況に左右されてしまう傾向があり、更に同棲という甘い響きに惑わされて、破局を迎えるカップルも大勢居ます。

明確な定義があるからこそ、その社会の目や甘い響きに振り回されないように、同棲の意義と意味をしっかりと自分の中に持つようにしなければいけません。

同棲をする意味

何故、ワタシ達・アナタ達は同棲をするのでしょうか?

純粋に愛している人と一緒に居たい、暮らしたいというのであれば「結婚」という選択肢もあるはずです。面白いことに、これには遠距離恋愛以上の複雑な要因が絡んでくると思います。

結婚の予行練習と考えているカップル、金銭的負担を軽減したいと考えてるカップル、女性の1人暮らしは危険だからと考えてるカップル、な~な~のまま一緒に暮らし始めてしまったカップル、何らかの事情で結婚が不可能なカップルなど、その要因は大小様々だと思います。欧米の都市部では、自分の負担を減らすという合理的な考えのもと同棲をし、社会的にもそう認知されているようです。

しかし、どんな理由があろうとも、敢えて結婚ではなく困難と思える同棲を選択するのですから、どんなカップルにとっても、それなりの覚悟とこれまで以上の愛情が必要不可欠となります。1人暮らしの片方の家に転がり込む半同棲などもってのほか。「新婚生活のように」などという甘ったれた考えは通用しないと思った方が良いでしょう。

愛情だけでも合理性だけでも成立しません。双方を可能な限り両立させて、相手の良い面も嫌な面も全て受け入れながら、お互いの愛情を高められるという自信がない限り長続きはしません。

アナタ達にはその自信がありますか?

恋愛と同棲の違い

厳しいことを書いてしまいましたが、遠距離恋愛に限らず、恋愛をしている2人にとって同棲はやはり憧れであり、実際同棲をしてみてもお互いにメリットは多く存在します。

では、何故そこまで厳しくいう必要があるのか。それは、安易な気持ちで同棲を始めて終局を迎えるカップルがあまりにも多いからです。

通常の恋愛と同棲との違いは、言うまでもなく「一緒に暮らしていないか、暮らしているか」です。しかし、そこに生じるのは時間やお金の共有、習慣や価値観の違い、相手の嫌な面との遭遇、マンネリ化など、見せ掛けの愛情だけでは乗り越えられないものばかりです。そのため、お互いが同棲を行う前にこれらデメリットをしっかりと自覚しておく必要があります。

しかし、これらデメリットもそれ以上の愛情で乗り越えさえすれば、あとはメリットしか残りません。ずっと一緒に居られるという最大のメリットを持ちながら、同棲の合理性を活かし、結婚に向けて2人で努力するも良し、そのまま独立した2人として同棲を続けるも良し、いずれにしても2人にとって幸せな生活を送ることができるでしょう。

結婚と同棲の違い

結婚と同棲、最も大きな違いは「社会的責任」ではないでしょうか。

結婚では2人は夫婦として見なされ、お互いの家族や親戚の身内となります。また、様々な場面で2人一緒に扱われ、別れる際も所定の手続きを踏まなければ別れることはできません。しかし、同棲においては突発的に別れが生じたとしても、社会的に責任を問われることはありません。

だからと言って、同棲が結婚よりも気楽であるという考え方は間違いです。同棲で責任を問われないのはあくまで「社会的」だけ。アナタ達は同棲を始めた時点で、相手、自分の家族、相手の家族、自分の友人、相手の友人などに、同棲として生活することに対しての大きな責任が生じています。目に見えるものではありませんが、周囲の人たちは皆、アナタ達を信用して同棲をさせてくれるのです。

結婚はお互いの自立の一種となり得ますが、同棲は誰かに依存している場合がほとんどです。絶対に無責任ではいけません。